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2009年1月 3日 (土)

【50 Facts That Should Change the World】

50 Facts That Should Change the World

あけましておめでとうございます。
2009年も本を読んで思ったことなどを書き連ねていこうと思います。私が書いている記事の多くは、書評ではなく、本の感想でもなく、「本を読んで、思ったこと」だよなあと自覚しました(^^;


一つ一つは短い50章から成るこの本、「英語学習教材」ではない生の英語を読む練習として読み始め、1日1章以下の亀の歩みでようやく読み終えました。

 最初の15章くらいは1年以上前に手をつけてて、途中ずっと放置していて、10月頃からまた再開したのですが。その約1年の間に、語彙力は多少なりとも増強できたという実感がありました。TOEICで言えばPART7対策として、辞書は引かずに素早く読むようにしていたのですが、最初の方を読んでいた頃は、まあ何とか読んでるけれども知らない単語にかなり足を引っ張られている感じがありました。後で気合があったら調べようと思って、意味が分からないけど大事そうな単語には赤ペンでチェックを入れていたのですが、そのチェックした単語の7割は、今見ると知ってる単語なのです!これは我ながらびっくり。ということは、この1年でその分の語彙が増えてるということで・・・。TOEICのスコアは1年前と全く同じ840なわけですが、進歩はちゃんとしているようです。良かった(笑)
過去記事:単語学習と英英辞典に書いた通り、Japan Times社説集でチェックした単語はかなりの割合で出てきたので、これはかなり有効な学習法だったと思いました。
とはいえ今読んでいても扱ってるテーマによって、するする読める章と、イマイチ意味が掴めない章とがあり、英語力としてはまだまだ初見のテーマについて読めるレベルではないです。語彙を増強すると本が読めるようになる!という実感を得たので、2009年もボキャブラリー強化に努めたいと思います。

って、そんなことやってるとまた学習時間がTOEICのスコアには全然反映されないのですが(^^;;私のTOEIC900への道は、語彙じゃなくひたすらリスニング強化にかかってるのだから、TOEICを第一目標とするのならばリスニングに特化した勉強をすべきなのですが、リスニングだけだと学習のモチベーションに欠けるので、語彙とリスニングの2本柱で。(二兎を追うもの一兎をも得ずというフレーズが聞こえてくるぅ~~・苦笑)


さて、本の内容について。
日本語翻訳版のタイトルは「世界を見る目が変わる50の事実 」。
アメリカの中絶クリニック襲撃問題など、先進国内での問題についての章もありましたが、全体の印象としては、developed countries とdeveloping countries との格差問題、最貧国の貧困問題が多く取り上げられていました。「There are 27 million slaves in the world today.(44章タイトル)」なんかは、ショッキング。児童買春とかの問題は日本のメディアでも目にしたことがありますが、「奴隷」とズバリ言われるとハッとさせられます。貧しい国々には人身売買組織による人さらいに遭って売り飛ばされている人々がたくさんいるという・・・。アメリカでは前世紀の遺物と化しているはずの奴隷なのに、世界には現にあるのです。貧困の根っこは何?ということは、最底辺の10億人 などに詳しいですが、大きな要因の一つは戦争・内戦なわけで。何で、戦争があるんでしょうね。何で、軍事にこんなに/あんなに予算が使われてしまうんでしょうね。もちろんそこには、国際関係や政治や歴史の問題が現実として在るから一挙に解決はできないのですが。一人ひとりに出来ることは限られていて、もどかしいです。でも、まずはもどかしいという思いになる人が一人でも増えて、何とかしようとたくさんの人が思うことが大事なんだと思いますが。
 
 何かと言っても、とりあえずはすぐできる貢献方法は、寄付でしょう。勝間さんのchabo!活動を通じての寄付は、私も是非させていただきたいと思っています。一方で、じゃあ日本国内の貧困(いや日本に限らず先進国内の貧困)は、「最貧国のそれよりはマシ」なのだから自助努力に任せておけば良いのだ、とは私は思えないので、直接寄付をする場合は「もやい」など国内の貧困に取り組んでいる組織あてにしています。もっと財力があれば海外援助の団体にも寄付したいところですが・・・そういうのを考えていくと、例えば、自分がTOEICを1回受験する分を受験せずに寄付すればよいの?とか思うと、何が正しいのかって難しいですね。TOEICを複数回受けるのは無駄なんだろうか。そんなこと言ってたら、本もまんがも何もかもが無駄といえば無駄で・・・。でもそれらを無駄と言ってしまったら、文化も教育も無くなってしまうのだし。

 こういうことに直面すると、いつも思い出す言葉があります。歎異抄の「おもふがごとく助けとぐること、きわめてありがたし」(第4章)です。これは別に人間の愛が無駄だと言っているわけではなく、ただ、人間の愛情で救えるものは実際限りがあるのだという真理を示しているのですが(それに対して仏の慈悲は無限であるということが本意)、貧困問題の本などを読むといつも思い出す言葉です。

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コメント

あけましておめでとうございます
あおこのブログはいつも素敵ですね!
私がこの記事を読んで思ったことは寄付って言うのはある意味発展途上国の側からしたら受身的な作業ですよね やっぱり貧困ということを考えるなら、そこで産業が発展し、国が豊かになることこそが一番の近道じゃないかと思います。これは理想論なのかもしれないけど。。。
で、私たちの出来ることは一つはお金を使って日本経済、世界経済を活性化させ最終的に現地に工場や労働環境を整えることができればと思ったりします。いかがでしょうか?

投稿: researcher1980 | 2009年1月 4日 (日) 19時44分

すみません なぜかあおこさんの『さん』が抜けていました。申し訳ございません

投稿: researcher1980 | 2009年1月 4日 (日) 19時47分

> researcher1980さん
実際に現地に行って支援活動をすることは誰にでも出来るわけではないので、そういう場合にすぐにできることは寄付(資金の提供)だと思う、という趣旨で書いた記事でしたが、おっしゃる通り『そこで産業が発展し、国が豊かになること』を目指して、自立支援を提供することが大切だと思います。日本の経済力・技術力で世界に貢献できることは実際たくさんあると、私も思います。

投稿: 九条あおこ | 2009年1月 7日 (水) 01時16分

はじめまして。その本は私の本棚のオブジェになっています(ペーパーバックってオシャレ)
↑アホなんですいません。

スタバの話が日本語版では差し替えられていて、資本主義の陰謀みたいなものを感じました。

TOEIC初受験で700点以上かぁ。スゴいですね〜

投稿: えいごっち | 2009年3月 2日 (月) 20時11分

> えいごっち さん
はじめまして。
そうなんですよね、私もamazonの書評だったかを見ていたら、日本語版は省略されていたり変わっている部分があるとあったので、それなら原書にチャレンジしてみよう!と思ったのがきっかけでした。
私もオブジェになってるペーパーバック、何冊かあります(笑) まだまだ全然原書が読めるレベルではなかった頃に、憧れだけで買ってしまったことが・・・

TOEICは「まずは受けてみて自分の現在地を知る」ことに意味があるので、最初に何点かよりも、自分のスコアを見ていかに発奮し努力するかですよ~。私はその後の情熱不足で長らく停滞していたので、あまり良い見本ではないです(^^;

投稿: 九条あおこ | 2009年3月 2日 (月) 22時36分

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