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2009年1月 9日 (金)

周辺的正社員ってことかしら

中小企業の正社員は、連合などの既存労組が固執している既得権益を持っている正社員と言えるのか否か、という問題について、この記事で以前にも書きましたが。

最近になって知った城繁幸さんのブログにも、この問題の解がありました。こちらの記事

周辺的正社員とは、『一応、雇用期間の定めの無い正社員ではあるのだが、昇給や賞与のどちらかが無く、処遇全般も非正規雇用とほぼ同じというグループ』ということらしいです。私の場合、雇用期間の定めはないし、社会保険はちゃんとしていますが、
①定期昇給、無いも同然です。上がらない年もあるし、上がっても1000円~2000円で、10年間の合計で1万円くらいしか上がってないので、昇給分よりも、ボーナスが出る出ないや、残業量の多寡のほうがよっぽど年収に多大な影響を及ぼすのが実態。そして10年で1万円ってことは、今後20年働いても、2万円しか上がらないのかと思うと、先行き暗いです(苦笑)
②ボーナスも景気によってモロに変動します。出た場合も、6桁に届かないことが多く、基本給の1ヶ月以上をもらったことは、10年間の夏冬でたぶん1回しかありません。

①+②の結果、私の入社以来10年間の年収(源泉徴収票にある額)をグラフにすると、交流電流のような、ギザギザ上下があるだけの、平均したら真っ平な横線に・・・。えー、年功序列の右肩上がり賃金ってなーに?

そんなウチの会社でも、現在50歳以上の人たちは、ちゃんと若い頃に右肩上がりで昇給していって、私らの倍近い基本給になっていたりする。こんな片隅の中小企業内でも、世代間格差は歴然としているのであります。(とはいえ、ウチの会社の50代がもらっている「私の倍額」なんてのは、大企業正社員の50代の額と比べたら、更にまたすごい差がついているわけですが・・・)

そんな、古き良き高度経済成長時代に得た昇給で潤っている50代や、年金がっぽりもらい逃げ世代、世代全体としては非難したいところではありますが、彼らのおこぼれに与って私の現在の生活が成立しているのも事実で。
私の大学の学費は祖父の退職金から出ているし、祖母が存命の頃はその豊富な年金から成人後もお小遣いをもらっていた。大企業正社員というような既得権益は持たない高卒両親ながら、私がお金の心配をせずに地方から上京し大学進学できたのは、ひとえに祖父母の豊かな退職金・年金の賜物。そして社会人となった後も、祖母からのお小遣いが無かったらあんな豊かな趣味生活は送れなかったわ~という自覚があるので、今後はとても自分でそのお小遣い分に相当する額を稼げないであろう現状に焦りを感じていたり(爆)まったくもってパラサイトシングルを笑えない私である。そういう家族福祉に恵まれなかったら、私なんかきっと貧困層まっしぐらである。

だからきっと、こういう年金たんまりの祖父母層からの世代間再配分を享受できた人と、出来なかった人とで実際機会の格差があると思う。団塊の世代あたりまでを祖父母・親に持つ人は、そのように家族内での世代間再配分によって潤っている人がかなりいるのが現実ではないだろーか。この「家族内世代間再配分」から排除されると、再配分を享受できる人に比べて、貧困リスクが極端に高くなるのが日本の現実だと思う。(あくまでこれは「リスク」が高くなるだけで、もちろん、親からの援助なしに、自分の努力だけで高収入を稼ぐ人はどの層にもいるわけですが)

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