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2009年1月 7日 (水)

自立支援ということ

前記事にいただいたコメントの「寄付って言うのはある意味発展途上国の側からしたら受身的な作業ですよね」という部分を読んで、受ける側が受身にならない支援ということについて色々と考えておりました。

途上国に対する援助というのは、モノを与えるだけの援助ではなくて、自立のための支援が大切と聞きました。JENさんのパンフレットにも「支援の目的は、支援が不要になること。」とあります。被災地に対する支援も同じで、まずは緊急支援として最低限の生活環境の提供から始まり、教育支援や職業訓練を経て自立支援に。
自立支援は、「自助努力に任せておけばよい」状態に無い人に対する支援。自助努力だけではキャッチアップできない溝が現にあるから、支援は実際必要だと思います。

障害者支援というのもきっと同じ。自助努力だけでは絶対にキャッチアップできない溝が現にある。妹が知的障害者なので感じることですが、6歳くらいの知的能力で全て自助努力にされてしまったら現に生きていけない。一般企業で障害者雇用の枠があるといってもそれは一般的な作業や事務仕事が「常識的な大人のレベルで」できる人向けであって、知能としては子供レベルの人は、障害年金を受給し、障害者向けの作業所とかに通う以外には道がない。でも、知能が追いついてないだけで確立した人格を持った人間なのだから、作業所でいかに障害に応じた、その人なりの「働く楽しさ」を持って活き活きと毎日を過ごせるか・・・それを与えることができる環境ができたら最高なのになあって思うのです。それは障害のない人が、できれば収入のためだけにイヤイヤする仕事でなく、働く意義を感じられる毎日を送れたらいいと思うのと同じで。もちろん働くからには楽しいだけじゃない、辛いこともある、でも搾取されるだけではない仕事。そういうのが障害者も含めて皆が享受できる世界が理想だなあと思います。
(派遣切りにあって野宿になってしまった人たちに対して、「選ばなければ職はある」とか「まじめに働く気はあるのか」とか言う人が必ずおりますが、自己責任で放置するんじゃなくて、自立支援で皆で幸せになろうよ~)

戦争や災害で住居やインフラ、教育が破壊されてしまった国や地域、最低限のインフラや衛生環境(きれいな飲み水とか)がない国というのは、(語弊があるかもしれませんが)ある意味、社会に障害をかかえた状態ということではないでしょうか。(障害者と違うのは、支援によって障害状態を回復することが可能という部分)先進国との間には自助努力だけでは埋められない溝があり、自立のために支援することが世界全体の社会福祉ということになると思います。

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