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2009年10月

2009年10月31日 (土)

年金はなぜ減らせないのか

JALの救済が問題になっていますが。
新聞記事で読んだところによると、銀行は「追加融資したものがOBの年金に化けるんだったら貸せない」と渋っているとか。そりゃーそうだ。公的資金の注入をするにしても、そのお金が飛行機の運航でなく、OBの年金になるなんて、税金の使い道としてありえないだろー。
JALのOBは、なんで潔く年金を放棄しないのか。どっからどう考えても、年金が最優先じゃないでしょう?今の状況まできたら。好景気の時なら年金の権利を主張するのも分かるけど、倒産の瀬戸際にもなって、潔くないなあ。JALの退職者ともなれば、「月に数万の基礎年金だけでは生活が苦しいです」なんていうカツカツのお年寄りとは違って、厚生年金と企業年金で40万円とかもらってるという話じゃないですか。企業年金くらい半減したって衣食住に全く困らないでしょう???

この構図は政府も同じことよね。2010年度、一体いくら国債を発行するつもりなんだ!!800兆円超の負債とか、ありえないよなー。年間予算が90兆とか言っているのに。

JALにしても行政府にしても、非正規社員を増やすことで経費抑制するくらいなら、退職者の年金を減らして欲しい。それは単純に、消費者として、現役社員の質を落として=サービスの質を落として欲しくないからだ。老人をいたわる気持ちがどうとかいう問題ではない。退職者への年金は一切手をつけずに、現役社員から削り取って、それってつまり消費者サービスを落とすということじゃないか。消費者よりも、OBが大事なのか?と問いたい。

繰り返すが、業績が好調なら年金も是非確保してあげて下さい。しかし、借金漬けになって首が回らない事態になっても、現役社員の人件費は真っ先に削るのに、退職者の年金には手をつけないっていうのは何なんだと。客室乗務員を非正社員化とかして人件費削るなら、年金も同率で削っててくださいよ。

しかしなぜか既得権益には手が付けられない。それは政府なんかだと特に政治上(というか選挙対策上)、お年寄りの投票率が高く、60代以上が大票田である以上、できないという現実は分かる。後期高齢者医療費の問題で明らかなように。
んじゃ企業でも何でこんなに難しいのかと思ったら、確定給付企業年金法とかいう法律でガッチリ守られてるらしいですね~。でも、普通に考えて、企業自体が倒産したら年金もゼロになるんだぞ?それよりは半減とかで妥協しようよ~と思うけれど、日本航空ともなると「ナショナルフラッグを、日本政府が見殺しにするわけがない!!!」という確固たる自信がおありのようで・・・。


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2009年10月27日 (火)

ロステレコム杯感想

グランプリシリーズ第2戦ロシア、ロステレコム杯。
安藤さんが手堅く優勝、おめでとうございます。もう4回転に無駄にこだわったりせず、調子が万全ではない中でどう表彰台に乗るかを冷静に判断してますね。全日本までには調子を上げて、是非3-3をびしっと決めて欲しいなあと思いますが。
それにしても、フリーの点数が100点に届かない真央ちゃんというのは衝撃的でした(^^;3Aをやらないのはあり得ないとしても、フリーでは2回じゃなくて1回で良いのではと思ってしまいます・・・。俗に言うスランプっちゅーやつですね。タラソワコーチの談にも誰しもがいつかはぶつかる壁に、真央も今ぶつかっているのだ、というのがありましたが、練習量うんぬんとかいう物理的な問題じゃなくて、精神的なものですよね~。トリノの時の安藤さんみたいな重さが・・・・。「精彩を欠く」ってまさにこういうことなのね。ホント真央ちゃんにもこんな時期は訪れちゃうんですね。ジャンプ以外は綺麗で、演技構成点は相変わらず女子トップなんですけどねえ・・・。
トリノの時の荒川さんも、グランプリファイナル進出は逃してオリンピック選考は全日本一発勝負(全日本は3位)、だけどオリンピックで金メダル。荒川さんの流れに乗れるか、安藤さんみたいに引きずってしまうか、運命の分かれ目は全日本選手権でしょうか。
ショートの曲をカプリースに変えるかもという報道もありましたが、結局変えないことにしたそうで。ショートの衣装は、フランスの時の水色も、ロシアでのピンクもどっちも可愛くてお気に入りなので、個人的にはまた着て欲しいなあ(笑)

男子はプルシェンコすごかった!彼がフィギュアファンブログで「宇宙人」呼ばわりされているのがよーく分かりました。いやすごい。なんじゃあの全くあぶなげない4-3は!!ポーズの一つ一つにも王者の貫禄ありありでしたね。

キムヨナに関して、とあるブログでこんな記事を知ったんですが、
『今大会で審判として参加した李ジヒ大韓スケート競技連盟フィギュア副会長は、「多くの審判が新しい採点方式以前のやり方で減点したため、高い点数が出なかった。しかし、金妍兒の卓越な演技を見た後、加算点を十分に活用しようという雰囲気が作られた。それも金妍兒に限ってのことだ」と話した。』

「それも金妍兒に限ってのことだ」
審判がそんなひいきをしてるってハッキリ言っていいんですか、大韓スケート競技連盟フィギュア副会長様。それじゃあスケートアメリカも、もう試合やる前からキムヨナが1位に決まってんじゃ(苦笑)

こんなのを聞いちゃうと、もはやバンクーバーの金メダルはキムヨナでいいよって気分にもなりますが(笑)真央ちゃんには、次のソチで金メダルを狙ってもらって。いやしかしマジメな話、最初のオリンピックでいきなり頂点になっちゃったらその後のモチベーションに欠けると思うので、最初のオリンピックでは悔しさを味わって、不調を乗り越えカムバック!のほうが良いような。年齢的にも、バンクーバー19、ソチ23、23歳は妥当じゃないかな(笑)だって10代で頂点でその後は低迷するなんてもったいないし、10代で引退はもっと寂しいし。私は真央ちゃんにはできるだけ長く一流の競技選手で居てほしいのよ。
でもバンクーバーでも安藤さんか真央ちゃん、少なくともどっちかにはメダルは取って欲しいなあ。あとはロシェットの調子次第でしょうか。

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2009年10月25日 (日)

【働く幸せ】


働く幸せ~仕事でいちばん大切なこと~
大山 泰弘

障害者雇用率70%という驚異的なバリアフリー会社さんの素敵なお話。いいなあ、こういう企業さんがもう少しでも全国にあったら、養護学校の子たちがどんなにか働く幸せを得られるだろうと思います。
70%もたいがい驚異的なんだけども、それが身体障害者じゃなくて、知的障害者っていうのが凄い。「障害者雇用促進法」があって一定割合の障害者雇用が大企業には定められているし、新聞の求人広告なんかでも「障害者求人特集」なんていう見出しが時々出ていますが、そういうのはたいてい「事務処理などが健常者並にできる」身体障害者が対象であって、事務処理どころか足し算もできないような知的障害者は全くの蚊帳の外です。(大手の中でもユニクロは、知的障害者を含め障害者をたくさん雇っているそうですが)

ところがこちらのチョーク製造会社さん(日本理化学工業)は、四則計算もできないレベルの知的障害者も分け隔てせず、工場ラインの製造部員として雇っているというからビックリ。うおお、知的障害者は「作業施設」に行くしかないと思っていたのは思い込みだった。鎮静剤が必要なほどの行動障害の人が、つい暴れてしまって家に帰されても、反省してまた会社に戻ってくるのを何度でも許すとか、そんな営利企業が実際に存在するなんて・・・世の中広いなあと感動します。普通の会社だったら1日でクビだよなあ。(つかそもそも雇わないって)
福祉による作業施設だと、1ヶ月の賃金は1万円とか2万円とかで、働いてるっていうよりは・・・お駄賃?それが、日本理化学工業さんでは障害者にも最低賃金を支払っているとのこと。最低賃金って、健常者のパートとして考えると、うちの母なんか「え、そんな責任のある仕事をフルタイムでしているのに、1ヶ月に12万円!?!?」という低さですが、作業施設の1万円台と比べたらあり得ないほど高いです。

本書P146に『知的障害者たちは、たとえ上司の言うことであっても、納得できないことには従おうとはしないのです。「権力」は通用しないと言ってもいいのかもしれません。そのかわり、指示の意味をきちんと理解して、納得したときには、健常者よりも生真面目にその仕事に取り組んでくれます』とあります。そうそう、それが彼らの良いところ。そこをちゃんと活かしてくれる会社もあるもんだ。
でもって、障害者雇用のメリットとして『純粋で正直な障害者の存在が媒介になって、健常者どうしの連携や連帯感も強まりますし、人間らしい対応や、ホッとする人間関係、ここちよい職場の雰囲気が自然に生まれていきます。障害者が無心に働く姿を見ることが、そういう気持ちにさせるのかもしれません』(P171)とあり、障害者雇用は別に”慈善事業”ではなく、会社にメリットをもたらすものだと書かれています。これはでも、どこの会社でもってわけにはいかないんだろうなあ~。さすがに投資銀行とかコンサルティング会社みたいなバリバリエリート系会社に知的障害者の働く余地があるようには思えない(^^;

冒頭の部分に、初めて一人で通勤させたわが子をこっそり電柱の影から見守る母・・・というくだりがありましたが、いやうん、分かるわー。もしうちの下の妹がどこかの企業に雇ってもらえて、今日は初めて一人で出勤します!とかなったら、思わず電柱の影から行く末を見守りたくもなります。はらはら。

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2009年10月24日 (土)

1駅1題 新TOEIC TEST単語特急


1駅1題 新TOEIC TEST単語特急
森田 鉄也

文法特急はついついその場で解説を読み込みだらだらやってしまったので、こちらは第1周目は章の最初に示されている制限時間を意識しながら解きました。そしたら、全100問中3問間違えで、本全体を24分で完走!おーやればできるじゃん自分(笑)第8章のハイレベル問題以外は、「中上級者の解答目標タイム」よりも短い時間で解答できました。とにかくTOEIC重要単語がぎゅっと詰まっていて密度濃!2周目はタイムトライアルなしに解説をじっくり読んで、あいまいな理解のままになっている単語をチェックしていきたいです。

最初「単語本」というから、ウーゴやデルボみたいな「インプットのための単語集」を想像しました。しかし実際は文法特急同様の問題集形式でした。
良質のインプットなしにアウトプットはあり得ませんが、インプットだけではダメなのも事実。アウトプットで反芻しないと自分のモノにはなりません。ウーゴやデルボでインプットしたものを、本書の問題演習形式でアウトプット練習すると効果的ではないでしょうか。解説も詳しいので、その場で即復習もできますし。とにかく語注が詳しいので、本書1冊で辞書要らずというのが「電車勉強」には効くでしょう。新書サイズで一問一答という手軽さは、フルサイズの問題集だと構えてしまってなかなかやり通せない、持ち歩くにも重いし、採点しにくいし・・・という「ちょっと気合が足りないのが悩み」という手合いにはうってつけだと思います。(←いまだに「直前模試3回分」が中途半端なままの私みたいな手合い(爆))

ところで、ウーゴの音声ファイルで(文字を見ずに)listen&repeatする時に固有名詞でひっかかりまくった私としては、147ページの『固有名詞を「固有名詞」と認識するのは意外に大事なこと』というコラムに頷くことしきり。いやホント固有名詞ってあなどれないよね、難しいよね~。特に、リーディングなら固有名詞は大文字から始まってるから区別しやすいけれど、リスニングでは固有名詞か「知らない単語」なのかの判断はかなり難易度の高い事柄だと思います。

明日はTOEICですね。私は次の受験予定は11月で今回は受けませんが、受験される方が最善を尽くされることを祈ってます。

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2009年10月20日 (火)

エリック・ボンバール杯感想

フィギュアスケート グランプリシリーズが始まりました。初戦フランス大会から真央ちゃんが出るので土日はすっかりフィギュア漬けでした。
2位を取っても「完敗」とか書かれちゃう真央ちゃんは大変だなあと思います。優勝じゃないといけないんかい、っていう。報道は「真央VSヨナ」ばっかりで、3位を取ったゆかりんの勇姿は~??
コストナーが絶不調でしたね。いま女子の5大トップスケーターは、ヨナ・真央・ロシェット・安藤・コストナーだと思うのですが、あそこまでメタメタとは…。真央ちゃんなんて不調って言ったって、3Aが抜けただけじゃないか~(^^;

・ショート
真央ちゃんの淡い水色の衣装、とってもお気に入りです。お花の妖精さんみたい。ふわふわスカートがすっげ可愛いheart01でもこの衣装で「仮面舞踏会」ってどうなんでしょう、何か曲の解釈が間違っているような(^^;
冒頭のトリプルアクセルがすっぽ抜けてしまったので点数は伸びませんでしたが、それさえ決まれば、PCSへの影響含めてあとプラス10点は固いと思うので、次のロシア大会が楽しみです。

・フリー
気になっちゃって、ネットの生中継で夜中の2時半に観てしまいました(笑)
「鐘」は賛否両論ですね。個人的な好みとしては、真央ちゃんには暗い曲より明るい曲で滑って欲しいのですが(^^; いつもは毎年がらっとプログラム構成が変わるところ、今回は去年の仮面舞踏会と比較的似ている構成でしたね。これがタラソワコーチの言ってた2年計画?
フリーでは冒頭の3A-2Tが決まって、見ごたえありました!2回目の3Aは両足着氷で回転不足を取られて、得点がたったの1.54…うう、もったいない。

男子は織田くんがノーミスで決めて優勝。いやー、織田くんの演技には癒されました。大技こそなけれ、素直にノーミスの上、なんつっても個性をいかしたプログラム!
男子1位・女子1位の勝因を見るに付け、「個性を最大限に引き出すプログラム」と、何よりも「無理な大技より、難易度下げて着実なジャンプ」が今のフィギュアの採点を制することが良く分かります。 男子も、4-3をバシッと決めた選手をよそに織田くんの勝利です。
女子だって、キム・ヨナのジャンプのうち、冒頭の3Lz+3Tこそ大技ですが、他はダブルアクセルてんこ盛り、苦手なループジャンプは徹底回避で、しかも今回は3フリップをすっ飛ばしたので、フリーで跳んだ3回転ジャンプはルッツ・トゥループ・サルコーだけといういびつな構成。要するに自分の得意ジャンプと現行採点方法とを最大限にすり合わせているのが、高得点の秘訣でしょう。
真央ちゃんはねえ…コンビネーションのセカンド3回転はすーぐ回転不足を取られちゃうし、ルッツも不正エッヂを厳しく見られて減点の不安があるしで、高得点源である「セカンドの3回転」と「3回転ルッツ」に不安があるため、トリプルアクセルやんないと勝てない!と思っちゃうのはしょーがないんだけどね~。せめて 2A+3T あたりを習得して、効率良い得点を出来ないものかと思っちゃいます。まあ真央ちゃんの性格的に、「効率よく得点を稼ぐための無難なプログラム」では満足できないでしょうから、難プログラムに真っ向勝負が矜持なんでしょうけど・・・しかし今の採点システムでは得点が・・・

今回のフリーのジャンプの点数を比較してみました。(点数比較できそうな同士に並べ変えてしまったので、プログラムの構成順ではないです)上の行がヨナ、下の行が真央。

3Lz+3T 12
3A+2T 10.5
冒頭の大技対決。基礎点以上に加点で負けてる。

F   0(全く跳ばなかったジャンプ)
3A 1.54(回転不足の両足着氷)
3Aなのに2Aの基礎点3.5から更に減点ってシステムなんとかしてくれ~。

2A+2T+2Lo 7.5
3F+2Lo      8
真央の3F+2Lo+2Lo が 7.55なんであるよ。2回転コンボでローリスクに 7.5点も貰えるんだったら、これ真央ちゃんもやりませんか(笑)

2A+3T        10.05(加点てんこもり)
3F+2Lo+2Lo 7.55(こんなとこまで回転不足)
やっぱり2A+3T はオイシイ。後半加算もあるとはいえ、おいしい。(去年の世界選手権での安藤さんはこれで8.7点獲得)でも真央ちゃんはコンビネーションにつけるトゥループが苦手だそうで…。

3S 5.75
3T 5.4
3Lz 8.4
3Lo 1.65(ここでも回転不足取られてこの点数)
これはさりげに痛い。!とかe取られることを思ったら、やっぱルッツを回避してトゥループの方が無難なんだろうか。

2A 5.05
2A 1.53(珍しく失敗したダブルアクセル)

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2009年10月18日 (日)

【貧困のない世界を創る】

貧困のない世界を創る
ムハマド・ユヌス

今まで何冊か貧困に対する”傾向と対策”を語る本を読んだが、どれも先進国の側からの援助ほ方法論の域を出ていなかった。が、本書は途上国自ら発展する方法論。「貧困のない世界を創る」方法として著者が提唱する方法論は、ソーシャル・ビジネス。その定義は、『社会的な目標を達成するために考えられた企業』(P23)
利益を最大化することを目的とする従来のビジネスではなく、原価は回収しつつ(あくまでビジネスであって慈善事業ではない)、配当はせず、生み出した利益は全て社会の発展のために再投資する。
氏はソーシャルビジネス専用の「ソーシャル・ストック市場」の創設を提案し、現在の”利益最大化企業”のような市場が形成されて、ソーシャルビジネスが世界のもう一つの潮流となることを理想図として掲げている。うーん、何とも壮大なる未来予想図である。

本書ではソーシャルビジネスの先駆けとしてのグラミン銀行や、その他のグラミン・ファミリーの事業について述べられている。
グラミン銀行はバングラデシュの貧しい女性達に(彼女達がささやかな家庭内起業をするための)小金を貸していて、その返済率は99%を超えるという。99%っていうのはスゴイね。グラミン銀行は、従来型の銀行が返済率がどうであれ貧乏人にはカネを一切貸そうとしてくれないために、氏が立ち上げたという。既存の銀行が身分のしっかりした&大口の顧客が大好きっていうのは、程度こそ違えど先進国でも同じことよね~。本書内でも、クレジットカードを持てないアメリカの低所得層が利用するペイデイローンの利率が暴利であることを指摘しているし、日本においても、あれだけ国策的に住宅ローンを勧めておきながら、しかしそれは大企業を中心とした「身元のしっかりした」正社員の特権であって、非正社員は蚊帳の外。(しかし今や20代の半数が非正社員とかいう時代になって、銀行は従来通りのやり方で今後もずっとやっていくつもりなのか?)
ほか、グラミン・ダノンのヨーグルト工場の立ち上げ&現地に即した流通システムの構築の話などなど、いずれも先進国のやり方の単なる導入でなく、いかにして途上国自ら発展する手助けをするかという事例満載。

ユヌス氏は2006年のノーベル平和賞を受賞している。いやー、同じノーベル平和賞っちゅーても、今年とはエラい違いだな(^^;

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2009年10月14日 (水)

【ソニー VS.サムスン】


ソニー VS.サムスン
張 世進

私はけっこうソニー好きです。iPodじゃなくてウォークマン派だし、VAIOも持ってます。何でiPodにしなかったかというと、最初に私がMDから乗り換えて買おうと思った当時、iPodはハードディスクタイプしかなくて、大きくて重かった。ソニーはメモリタイプでちっこくて軽いのを出していた。ハードディスクタイプの重さが我慢ならなかったので、ウォークマンにしました。私はそれ以前の段階でパソコンにMP3ファイルを蓄積したりはしていなかったので、どうせCDから落として入れるならATRACでも全く問題なかったし。一度そうしてしまうと、itunesではウォークマンは認識してくれないので、もう乗り換える気はしなくなったのでした。itunesで買った曲をsonicstageに移すのはめんどうなんですけどね(^^;
VAIOも他のネットブックに比べて段違いに軽いPシリーズがすごいです。他メーカーでは1kg以下のなんて見たこと無い中、ソニーの600g台はダントツに軽い。いま流行りの「イーモバイル2年契約と抱き合わせで100円パソコン」にはなりようも無く、高いですが、しかし他社より400gも軽いのはスゴイ。

そんなわけで、個人的にはソニーの技術力すげーと思っているのですが、世間的にはソニーは「落ちぶれた」存在のようです。本書ではソニーとサムスンを比較しながら、この2社の長所と短所を分析。経済・経営・会計などの知識不要で門外漢にも分かりやすい説明です。

著者によると、ソニーがダメになった原因は技術力の低下ではなく、組織上の問題だという。
(1)カンパニー制の導入と短期指標による評価制度によって、各カンパニーにおいて短期的に儲かるコトに投資するようになってしまった。まず、短期的には収益の上がりやすい、既に完成された分野への投資。例えば、デジタルTVに投資すべき時期にも、トリニトロンで優位を掴んでいたアナログTVに継続投資してしまった(レガシーの問題)。それから、単純な話、短期で商品化できそうなことに投資して、長期的視点での基礎研究を軽視する結果に。

(2)ハードウェアカンパニーとコンテンツ会社=ハード・ソフト間の協力が上手くいかず、シナジー効果創出に失敗。一番の例が、ソニーミュージックが反対してグタグダになった結果、MP3プレーヤー分野でiPodに完敗。

(3)上記2点の問題、カンパニー間の調整や長期的視点での戦略において、トップのリーダーシップが必要だったのだが、創業者世代からサラリーマン経営者(出井氏)にバトンタッチした時点で、カリスマ的なリーダーシップが失われてしまったことがソニーの敗因。

対して、サムスンが強いのは、革新的な製品の創出ではなくて、後から追撃可能な製品に特化したことと、会長のカリスマによる強力な中央集権体制が要因だそうです。しかしカリスマ経営者は不老不死ではないので、いずれはサムスンもリーダーシップの問題に直面するから、そこが正念場だとか。

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2009年10月13日 (火)

1駅1題 新TOEICTEST文法特急


1駅1題 新TOEICTEST文法特急
花田 徹也

TOEIC学習者ブログ界で話題もちきりの1駅1題シリーズ、花田塾・花田先生の文法特急です。発売からはや1週間、既に周回遅れ以上の出遅れ感満載ですが、やっと私も1周目を終了しました。
時間を計りながらスピード重視で解いた・・・割には、間違えた問題の解説をその場で読み込んでしまったので、時間を計った意味が無くなりました(笑)1周するのに35分間かかりました。

1周目は8問、間違えました。ケアレスミス的なのが4問(初級~中級の4問)、じっくり解いてもやっぱり迷うなあというのが4問(上級の4問)。内訳は、
<初級編>
第1章 23/23
第2章 18/19 (5:nearとclose勘違い)
<中級編>
第3章 14/14
第4章 19/20 (14:more detailed informationを見逃し)
第5章 10/12 (2と5:文脈把握が不十分)
<上級編>
第6章 14/15 (10:問題文で「through」だ!と思ったら選択肢になかった)
第7章 12/15 (3:語法を正確に覚えてなかった、6:まさに解説の通りに迷った、7:分からなかったので勘で答えた)

さすがに第7章が一番コケてますが、初級編の第2章で間違うとかどうなんだと(笑)
間違えた問題や正答の根拠に自信がなかった問題の解説を読むと、花田塾での授業を彷彿とさせる、緻密且つ使用例豊富な解説がなされていて疑問もスッキリ解決。
正答以外の選択肢が何故ダメなのか?の解説があるのはもちろん、間違いの選択肢の単語を使うなら「この前置詞と一緒になりますよ」「こういう語形で使いますよ」「こういう場合に使いますよ」という解説までしっかりされているのが嬉しいです。似たような意味の単語の用法が脳内でごっちゃになってて間違えることが多いので。あと、副詞と接続詞の区別とか、S+Vの省略とか、ああ花田塾の授業でも同じトコでひっかかってたな~というのをまたやりそうになったり。選択肢が副詞と接続詞になっている問題は勘で解いているだけなのが発覚しました(^^;うーむ、いかんいかん。まだ読んでいない解説ページもたくさんあるので、少しずつ読み進めていきたいと思います。

花田塾の授業さながらの解説を、新書版798円で入手できるとは実にお得です。しかも持ち運べる。軽い。手軽に取り掛かれる。
単語の語注が無いので、初級者には「しんどい」かもしれませんが。ただ、単語を覚える際には「日本語訳」で覚えてもダメで、実は品詞や語法が重要なポイントになるので、そこら辺をTOEIC単語に特化して実戦的に補強してくれるのが本書の効能でしょう。


ちなみに、10/7発売日に最寄駅の書店に行ったら残念ながらまだ入荷していませんでした。amazonで見ても3冊揃って品切れていたし・・・。しかし9日の朝に再度行ったら、今度は語学書コーナーにしっかり3冊平積みでどーんと並んでいました!amazonでは今日も単語と読解は品切れているようで、その分販売機会を逃しているかと思うと勿体ないですね~。
他の2冊も追って取り組む予定です。

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最長3年間の雇用

とある転職情報サイトでは、時々「独立行政法人  ××会」とか「独立行政法人 ○○機構」とかの求人も掲載されているのだが、揃いも揃って『年度ごとの更新で、最長3年間の雇用です。』という、3年限定の契約社員なわけである。3年以上継続すると常用雇用とみなされてしまうから?、正社員を雇うつもりは全くなく、3年ごとに新しい人に切り替えて乗り切っていくのだろう。
きっとそういう「独立行政法人」の会長だか理事長だかは、天下りのおじ様やおじい様が、素敵な年収と豪華な退職金を手にしているんだろうな~と思うと、なんとも言えない。
労働経済白書で『非正規労働者の正社員化促進や、日本にこれまで定着していた長期雇用システムの維持により、雇用を安定させ、人材育成を進める必要性を強調』するんだったら、独立行政法人でも長期雇用で募集して下さいよ。

城さんの今日のブログ記事を読んで思い出したのでした。(派遣社員の場合の直接雇用義務問題と、有期なだけで直接雇用ではある契約社員の問題とは別問題だが、構造に通ずるものはあると見た)この部分(引用↓)
【パートで集めきれない分を派遣会社に頼むとしても、3年経ったら公務員にしないといけませんから。3年直前に雇い止めなんてことは、やめてくださいね。】

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2009年10月10日 (土)

復活します。

ありゃりゃ、気付けば1ヶ月以上も放置してしまいましたsweat02

今日から復活します。書きたいネタは色々たまってます(笑) 本の紹介記事とか、カプランの授業の感想とか。(「読んだ本リスト」は更新してました。ブクログがリニューアルしてブログ風のインターフェースになった!)

9月をざっと振り返ると、9/14から5日間京都の本山で僧侶研修。(これがあったので9/13のTOEICはパスしました)
帰ってきてシルバーウィーク。7月に会社という居場所を放り出されてから本山での研修が一つの大きな目標になっていたので、その研修が終わったら一気に気が抜けてしまい、就職活動も上手くいかないしで凹み、気力低下で抜け殻状態。鋼の錬金術師のアニメを見たりまんが原作を全巻読み返したり、夏にやってたエヴァの再放送を見たり、もろもろ。とにかく2次元にがっつり逃避しておりました(笑)
シルバーウィーク明けて翌週(9/28~)は多少復活し、とりあえずリクナビからガシガシ書類応募したりして徐々に気力も復活。10月初旬は実家に帰って英気を養い、今週に至る。

とりあえずまだ就職先は決まってません。昨日面接に行ったところは今日早速不採用通知がありました(^^;

切羽詰った必要性で通っている方には申し訳ないけれど、私にとってはカプランに通うのはある種の息抜きかもしれないなあと思うのでした。無職になって金銭面の問題もありますが、「所属先が無い」という精神的な不安が大きいです。カプランに通ってなかったらもっとしんどいだろうなあと。固定クラス(Business English class)の仲間とも仲良くなり、毎週会って話せるというのが結構大事なこと。なので、当初3ヶ月間の予定でしたが、延長し少なくとも年末まで通学することにしました。それに英語、使ってないとすぐ話せなくなってしまう~!例えばPICTURE ANALYSISが如実で、1週間サボると途端に単語が出てこなくなるんだもの!

金銭面は・・・実はシルバーウィーク前に、破産管財人から「未払い賃金立替制度」のための確認書が郵送されてきまして、年末までには臨時収入が見込めることになったのですheart01 長かった~!もう5月くらいから社員の間では「俺達の給料どうなるんだー」「未払い賃金立替制度っちゅうのがあるらしいぞ」「え?誰か労基署に駆け込まないのか?」みたいな会話が繰り広げられていたので、そこから苦節4ヶ月。ふう、やっと光が!
「臨時収入」と言っても、本来とっくに貰っていたはずの3月から7月までの未払い給料を貰えるだけであって、別に得しているわけではないんですが、得した気分になるのは何故(笑)←多大なる錯覚。 何せ数か月分もまとまると、今まで貰ったことのない金額になるもんで、つい錯覚が・・・(^^;


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