社会について思うこと

2012年9月 2日 (日)

学習量/読書量と年収に相関は無い

前から思っていること。

例えば。
学校を卒業して定職につかず(つけず)、コンビニ店員バイトフリーターという2人がいるとして、片方は、一応肩書きは高卒だけど底辺校出身で、小学校の算数でつまづいたくらい勉強が苦手。英語で言えば「hisって何ですか?heと違うんですか?」とか。なぜ日本で非正規雇用が増えてて給料が上がらないのかなんて、そのような社会の趨勢があることも考えたことも、そもそも「非正規雇用」なんて言葉も知らないまま、ただ流れに任せて今の状態にいる。もう片方は、有名大卒で勉強も読書も好き、「フラット化する世界」とか「ハイ・コンセプト」とかしっかり読んでいて、20世紀型のナレッジ・ワーカーは海外にアウトソースorコンピュータに代替されるから先進国の中流向けの職は減ってるし、単純労働の賃金は世界標準に収斂していってるんだから仕方ないよなあ・・という認識を持っているとして。

この2人、内面的には社会に対する認識は全く違うけど、外から見たら、置かれている立場も給料の安さも同じ。この場合、内面の認識の違いに意味なんかあるのかなっていう疑問。ニュースを読み、本を読み、学び、世界の政治や経済の構造を知ったところで、現状が「社会のシステムなんて考えたこともない」人と同じ低賃金労働だったら、結局は学ぶことに意味なんかないのか、それとも、同じ境遇でも、「わけもわからずただそこにいる」のと「自分の立ち位置を客観的に把握していること」の間に違いはあるのかな?

今の50代社員は日本社会全体の高度成長の流れに乗ってるうちに就職できて、読書などの自分を磨く努力は全くせずただ会社と家の往復で与えられた業務をこなすだけの人でも、バブルまでに上がりきった昇給があるので30代の倍とかもらってたり。でも今の20代なんかは、意識的に学び続けているような人でないとそれなりの企業の正社員になんてなれないでしょうし、ただ流されていたら間違いなく非正規一直線。こういう「不平等」は良い悪いでなく社会の現実なのだけど、そういうことを知ってはいるけど結果的に低賃金労働になっている人と、知らないで低賃金労働に甘んじている人に差はあるのかな?という疑問です。

私自身、読書や社会構造を知るのは好きだから、ダニエルピンクの「ハイ・コンセプト」「フリーエージェント社会の到来」、クリス・アンダーソンの「フリー」とか読んできたけど、自分の実生活では、製造業の小企業の社員で、新卒で前の会社に入って以来、給料は全く上がっていない状態。 今の仕事(職種)は積極的に好きでやっているので、別の業界や職種に移りたいとは思わないんだけど、これはゆでカエルなんだろうか?今の仕事、単純労働ではないんだけど、資金力のない零細企業ゆえ、会社全体が昇給しないんだよね。前の会社は昭和時代は上がってたらしいが、バブル以降はほとんど昇給しなくなったので、年に1000円程度・10年間で1万円(年収換算で12万円!)の昇給なんか、 ボーナスが出るか出ないかであっさりふっとびます。今の会社は本気で1円も昇給しないし(笑)

英語もそうで、海外の一次情報を直接読めるようになって(海外のニュースサイトが読める、英語の原書が読める)精神的な満足感はものすごく上がったけど、英語ができるようになったからといって年収は1円も上がっていないわけで、実利は無いんです。いや精神的な満足感は大事だと思うので、英語できるようになったことが無駄とは全く思っていませんが。英語ができるようになって、人生の主観的な満足感はかなりアップしました(⌒_⌒)

個人的には、直接年収には反映されなくとも、世界の仕組みがどうなってるか分からないままに「わけもわからずただそこにいる」人生は精神的に耐えられないので、読書や英語学習は、生活レベルを上げるためではなく、好きで(趣味で)やっているのだと思っています。常に自分の立ち位置は今の世界のどこら辺にあるのかって気になるから、本を読む。
「ハイ・コンセプト」のような本を読んでるだけで「えらいね」「すごいね」とか言われることが時々あるのだけど、いや社会の仕組みを知ったところで、自分の生活の向上には直結しませんから・・・。直結しないけど、私は、気になるし知りたいんだもの。でもこれって無駄なの??

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2011年3月18日 (金)

日本社会は精密機械

計画停電にはすっかり振り回されております(笑) 分刻みスケジュールだった電車が運転区間を限定した土休日ダイヤになり、明日のこと(停電の予定、電車の運行、店の営業時間などなど全て)は前日の夜か、下手したら当日なってみないと分かりません。まあでも、このくらいのほうが普通だよね!今までの日本が精密すぎたんだよね!とも思います。

日本で計画停電なんかすると、こういう記事が出て
「計画停電 在宅療養者らに不安」
>「命にかかわることなんです。責任取れますか!」電話口の東電の担当者に思わず声をあげた。
>東電は停電によって死に向き合わざるを得ない人の数を把握しているとは思えなかった。
>「停電するとかしないとか、簡単に言うけれど、私たちにとっては深刻。人の命を軽く見ないでほしい」と訴える。

これは当事者にとって本当に切実だと思います、
自分の家族がこういう状態だったら、東電にクレーム電話の1本も入れたくなるでしょう。

しかし、世界的にみたら、こんなに「停電しない」日本のほうが異常なわけで。途上国はもちろん、アメリカでも
『日常それなりに停電は起こる。つい3日前も、朝8時半から数時間、夕方4時半ごろから15分ほど、前触れもなく停電した。』という状態らしいです。"
ソース: シリコンバレー停電事情

アメリカの「計画停電」なんて、『停電になるのはわかるが、何時からかはわからない。料理をしようといろいろ切ったりした後、鍋を電気コンロにかけたところで「ばちーん」と停電、舌打ちして外出、電気のついているレストランを求めてさまよう、というような毎日であった。』だそうで。(上記ブログより)日本みたいな緻密に時間を区切った「計画」停電自体、日本でしかありえないだろう。

「つい3日前も、朝8時半から数時間」の停電が普通に起きるのだから、アメリカだったら、上の日本の新聞記事に出てきたような人達はどうしているんだろうか。アメリカだって「停電したら命に関わる人」は絶対いるでしょうに・・・どうしてるんだろう。インドあたりだったら、「停電が命に関わるって言ったって、それが人生」くらいの良い意味での諦念がありそうですが・・・

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2010年12月13日 (月)

大手と中小の格差は歴然。

■冬のボーナス大企業の例
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1012/02/news072.html
ホンダ1,091,000
JR東海 914,000
トヨタ 900,000
東京電力844,000
ソニー 825,000
日産 810,000
日立 681,000
NTT 661,000
番外的に中小並(笑)ANA 263,750

■中小の例
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1012/06/news053.html
『大阪に拠点を置く中小企業に聞いたところ、「ボーナスを支給する」と答えたのは昨年に比べ5.8ポイント減少し50.4%』
『平均で27万2435円。昨年冬に比べ1250円、率にして0.46%の減少となった。』
『「サービス業」が最も多く30万433円、次いで「卸売業」が29万6417円。逆に最も少ないのは「小売業」で23万9022円、次いで「運輸業」の23万9446円だった。』

大手だって業績の波も企業間格差もある(そして中高年と若手との格差もあるだろう)、と言ったところで。『最も多い業界で平均30万433円』という中小との格差は歴然です。そもそも、中小では「ボーナスを支給する」が50%ですからね、半分だよ。春闘で確保されてる大手とは世界が違う。

今時は、大学生の内定率が5割だ6割だ、学生と企業のマッチングが上手く行っていない、大手と言えど終身雇用なんかもう終わった、などなど20世紀型の「いい学校・いい会社」システムは過去の遺物と言われていますが。でも、このような圧倒的な企業間格差を見せ付けられれば、そりゃー90社エントリーしてでもできれば大企業に・・・!と思うのが人情でしょう。そりゃそうだろう。

以下、どうでもいい私の来歴。
私は元祖氷河期の頃合に卒業し、大手企業に入社したいという願望も、するために必要な能力も才能も気合も何も持ち合わせていなかったため、公務員試験(国家と県庁と市役所)を受けて2次で落ちた以外は、民間企業に対する就活を一切放棄した超・ナマケモノです。ナマケた結果、ボーナスが出ても10万円とか(出ないことももちろんある)、10年間で1万円しか昇給しないので10年経っても年収横ばいとか(笑)っていう小企業の一員となりました。(ちなみに、大学時代にアルバイトで入ってそのまま居ついた。)
でも、待遇はアレですが、大手のような「どの部門に配属されて何させられるか分からない」とか「全国どこ飛ばされるか分からない」とかいうこともなく、かといって非正規雇用の「キャリアとして評価してもらえない単純作業オンリー」ということもなく、外側だけは「正社員」の身分になれました。そして、面接で素晴らしい人生をアピールした(*1)わけでも「御社でやりたいこと」を語りまくったわけでもないのに、最初っからバリバリ現場で、ある程度責任ある業務を任され、小さいだけに転勤も何もなく、そのまま同じ職種を10年続けてきました。その10年の蓄積を評価されて今の会社に拾ってもらえた次第です。そりゃー大手に入った同級生との年収格差は全くシャレになんないですけどねー、私は小さい会社で裁量もって動ける人生に悔いはないです。っていうか、これが私の分相応だと思っている。

だから、必死に就活しているの学生を見ていると、中小企業はイイヨー、とりあえず「正社員」身分になれるよー、ただし、大手並みの年収や日本社会的ステータスを求めないならね!と思います。こんな時代でもあちこちから内定もらいまくれるようなハイスペック人材にはがっつり稼いでもらって、自分は並だという自覚のある人は、最初から中小を狙うがイイよ。上記のような圧倒的な格差を最初から受け入れられるなら。

*1:白状すると私の学生生活は腐女子趣味に明け暮れていた。就活で話せるようなご立派な活動や社会経験など一切しておらず、へらへらと腐女子妄想に浸っていた日々。就職面接でアピールするような「ご立派な」ネタがまるでないので就活をする気になれなかった、というのが当時の心境。腐女子趣味は今もですが(笑)

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2010年11月13日 (土)

日本のマスコミって・・・。

アウン・サン・スー・チーさん解放について伝えるBBCのキャスターが言う「Burma(ビルマ=ミャンマーのこと)」が、「ォバーマ」に聞こえて、最初なにがオバマなんだ?と思いました(笑)

それにしても、BBCのサイトでは、解放直後の光景の動画付きでLIVE放送で特番を流してた。日本のテレビ局なんか、テレビで流した報道の動画を上げるくらいで、何ともしょぼい。関心度の差もあるかもしれんが、日本のマスコミはネットで動画使って生放送とか、そもそもやらねーもんなあ。

チリの鉱山落盤事故の救出シーンも、BBCのLIVE放送で見てました。日本じゃ「ネットでLIVE放送」って、既成マスコミ様じゃなくてニコ生のテリトリーだよね…(笑)

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2010年10月21日 (木)

時代錯誤な社会主義政策

労働者の地獄への道は官僚の善意で舗装されている
『厚労省は、先月発表した「有期労働契約研究会」の報告書で、すべての契約社員の雇用を、季節的、一時的な業務に限定する入口規制とともに、有期雇用契約の更新を禁止して、3年間雇用した労働者は正社員としての雇用を強制する出口規制を行う方向を打ち出した。』

これが法制化されたとして、契約社員は正社員になれるのか?なれないでしょうなあ・・・民間企業なら2年6カ月で契約を打ち切るとか、バイトか請負にするだけでしょう。

個人的に気になるのが、独立行政法人とか「準・お役所系」がどう対応するのか。例えばはやぶさでヒーローとして祭り上げられたJAXA。
新卒で採ったであろう幹部候補の男子以外の事務系は、3年を上限とする契約社員と想像されます。去年私が失業中に某転職サイトで「3年限度の契約社員」で事務系職員各種募集してましたから。スカウトメール来ましたから(笑)ソレ見て私は「3年で放り出された後はどーなんだよー」と思ったわけですが。

で、『すべての契約社員の雇用を、季節的、一時的な業務に限定する入口規制とともに、有期雇用契約の更新を禁止して、3年間雇用した労働者は正社員としての雇用を強制する出口規制』が施行されたら、去年の秋の募集で採用した契約社員は2013年の春にどうなってるんでしょうか。3年間経ったのでJAXAの正社員として雇ってもらえてるんでしょうか。
・・・あんまそうは思えないなあ。3年になる前に、3年目の更新時に雇い止めされるんじゃね?
てか、入口規制をされたらそもそもJAXAは事務系職員をどういう身分で確保するのかね。気になる!

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2010年7月12日 (月)

参院選の感想

自民党大勝と言われてるけど、まあ実際、地方の一人区では笑っちゃうほど圧・倒・的なんだけど(笑)、全体で見たら、比例では民主のほうがたくさん票取ってるし、議席数だって民主106:自民84でしょう?仮に公明を足したって、民主106:自公103でしょう?
まるで自民が第一党になったかのような空気は何なんだ(笑)

もちろん政権党が過半数を失うということは、政局運営上、重大なことではあるが、「過半数を失った」のが事実なだけで、自民が第一党になったわけじゃないじゃん?それに、もし一票の格差を完全是正したら、自民党があんなに復活できたかどうかわかんないよ?

野党と一口で言ったって、自民・公明と、みんなの党と、共産・社民あたりじゃ全然立ち位置も違うんだしさ。

個人的には、どこの政党に投票したら、世代間格差を是正してくれる方向に動いてくれるの?と問いたいのだが、現状ときたら、【(自民党)選対幹部は「自民、民主の2大政党の違いがはっきりしなくなっているため、『若いか高齢か』『男性か女性か』といったイメージが勝敗を左右している」とみる(朝日新聞)】ですからね~。なんだよ、自分達でも自覚してるんじゃん(笑)
あ、まあ、若者的にはみんなの党がいいらしいけれども。
現状では、比較的に「単なるバラマキをやめて、世代間格差是正方向」というマニフェストを持ってるところ+候補者個人の主張を見て、政党じゃなくて、個人を選ぶしかないのかなーという感じ。

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2010年6月 9日 (水)

「新聞読む」91.3%-嘘くさいにも程がある

>「新聞読む」91.3%、週平均5.2日 新聞協会調査
>「新聞が日常生活に欠かせない基幹メディアであることが改めて確認された」

絶対、調査方法にバイアスありまくりだろーこの調査!原文にあたれば、「質問の仕方が誘導的」とか「調査対象が偏っている」とか「集計の仕方が恣意的」とかどこに原因があるのか分かるんだろうなと思いつつ、めんどうなので誰か調べててくれないかなーとググってみたら、一番上にカラクリ解説ブログ記事が出てきた(笑)便利な世の中だ。

まずは報道の原文から。
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91%が「新聞読む」=朝刊24分、ネットと併用も―新聞協会調査
6月8日5時6分配信 時事通信

 新聞を読んでいる人は91.3%、平日に朝刊を読む時間は平均24.8分―。
日本新聞協会は7日、「全国メディア接触・評価調査」結果を発表した。新聞読者の割合は2年前の前回調査より1ポイント減ったが、9割台を維持しており、同協会は「新聞が日常生活に欠かせない基幹メディアであることが改めて確認された」としている。 調査は5回目で、2009年10~11月に全国の15~69歳の男女6000人を対象に実施。3683人から回答を得た。

 1週間に朝刊を読むのは平均5.2日。「地域や地元の事がよく分かる」「情報源として欠かせない」などの項目で、テレビ、ラジオ、雑誌、インターネットの他メディアを抑えてトップとなった。約9割が自宅で新聞を読み、約7割が10年以上同じ新聞を購読。91.9%が戸別配達制度を支持すると答えた。
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うそだろー!体感的に「9割の人が新聞読んでる」はちょっとありえない。もちろん60代と30代では倍くらい違うだろうけど、「50歳以上の9割の人が」ならともかく、全体でなんて嘘くさいにも程がある(笑)

何もインターネットが普及したこの10年に限らず、その前から、当時の自分の体感的に「30代以上はともかく、同年代で新聞を読んでる人なんて、半分もいない。」だった。だから、ネットに押されて新聞業界凋落、とかいう話ではなく、「新聞は社会人としての常識」という20世紀においても、大人の9割超が新聞を「ちゃんと読んで」いるほどに情報リテラシーが高い社会とは思えなかった。
1990年代の体感でも、91.3%と言われたら驚く数字なのに、まして今や「ネットリテラシーの高い人はむしろ紙の新聞なんか読まない」みたいに(やや大げさに)言われる一方で、「非正規雇用でカツカツ世帯は当然新聞なんか取らない」時代だよ?ネットに親和性の高い層はそれはそれで新聞を離れ、相対貧困層はもちろん新聞なんてどうでもいい今の時代、どうやって91%なんて数字を出したんだ!

謎ときはこちら→
「新聞読む」91.3%―そのカラクリは?によると

その1:
【調査人数が15歳から19歳が6.2%、20 歳代が 11.8%。30歳代が 18.1%、40歳代が 19.0%、50歳代が 21.6%、 60歳代が23.2%と年齢層が上がるに従って増えています。】

なるほど(笑)まあ、実際の人口構成も高齢化でこんなもんだ、といえばそれまでだが。

その2:
【それから調査対象に持ち家一戸建ての住民が多すぎます。何と 76.3%が持ち家一戸建てなのですから。それに加えて賃貸一戸建てが5.5%です。両方を合わせると一戸建て率は80%を超えてしまいます。】
【二世代同居が 53.9%、三世代以上の同居が23%にもなっています。お解りでしょうか。50歳代、60歳代が新聞を購読すれば、その息子世代や孫世代も新聞を目にする機会が増える事になります。】

これで謎が解けた。やたら三世代同居が多い一方で、単身世帯割合がたった5%とか、恣意的に少なすぎる(笑)(今や全世帯の約30%が単身世帯でっせ)
そして持ち家一戸建てに家族で住んでる層は、当然ながら比較的所得が高い家庭ということになる。新聞を取る金銭的余裕がある人達&新聞を配達してもらうのが当たり前と思っている高齢者層、要するに「1億総中流時代の常識が生きている世帯」に主に訊いてんだから、そら数字も高くなるわな。

「賃貸アパートに住んでる人」とか「一人暮らし」とかで統計を取ったら、新聞を取っている割合は間違いなく、がっくーーーーんと下がるだろう。

ちなみに「毎日新聞を読む人の割合」
20 歳代 32.3
30 歳代 45.1
40 歳代 67.6
50 歳代  77.4
60 歳代 82.8

あ、これこれ、これが体感に近い!60代でさえ83%なんだからさ~。新聞に「接触する」人が91.3%って、それの多くの実態はテレビ欄を見ました、程度じゃないの?(笑)

この調査、そもそも新聞広告のPRのためらしいけど、テレビ欄やチラシはともかく、中のページの新聞広告なんて、中をひととおり全部めくる人しか見ないよ~。私も新聞取ってる時は「新聞広告」は、新刊チェックの良い媒体でしたがね。(テレビ欄以外の)新聞広告を目にする人っていうのは、新聞に触れている91%のうちの半分以下だと思われ(笑)

まあ広告的には、何も記事を読まなくたって、「新聞を目にして」もらえれば良いわけよ。だから新聞を目にする人が91%という数字は、まあ嘘ではないわな。
だけど、そうであるならば、新聞を読む(read a newspaper)じゃなくて、せいぜい新聞を目にする(look at the TV program list)程度の人達を含んでいる調査に対して、『91%が「新聞読む」』という見出しがミスリーディング。

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2010年3月18日 (木)

血の謎

なにゆえ、血を!?というのはやはり多くの人が思うようで。
ニューズウィーク日本版サイトを見に行ったらトップに出てたし
タクシン派「血の抗議」の解けない謎(写真が血の海でエグイので注意)
この記事中の紹介で、英国Guardian紙でも取り上げられていることを知りました。
Thailand's blood protest: what does it actually mean?
BBCの解説:Symbolism and beliefs behind Thai blood protest

まあ、結局謎だと(笑)
まだタイ国内紙の情報は追ってないので、タイ国内でどのようにとらえられているのかは分かりませんが・・・(さっきBangkok postのサイトに行こうとしたら、PCがフリーズして書きかけのこの記事が消えたので、今日はもう行かないweep)「なんとなく、明確な根拠はないままに計画が一人歩きした」のか、発案者には明確な悪意があるのか(笑)

どっちにしても、怖いよ・・・。ニューズウィーク日本版サイトの記事の写真、けっこうグロいと思うんですが・・・。

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2010年3月17日 (水)

なにゆえ、血?

タイの親タクシン派の行動・・・血をまいてるって、どどどどういう意味が!?!?単なる弩級の嫌がらせ!?
タイの政治的対立は、今までも空港を封鎖してみたりなかなか過激ではありますが、今回の血をばら撒くのにはぶったまげた。なんだろう・・・確かに銃火器持って内戦状態とかなるよりは平和的ではありますが、これ銃よりある意味怖いんですけど(^^;
血をばら撒く意味はなんなんだろうと。文化的に何か深い意味があるのか?それとも赤がタクシン派のシンボルカラーだから(?)とか単純な意味なのか、はたまた確かに銃火器ぶっ放すよりは「平和的」ではあるので、新手の「死傷者が出ない抗議行動」として誰かが思いついたのか。

タイは是非また行きたいステキな国なんですが、ちょっとこれは怖いぜ(^^;

ところで、ちょうど契約期間が満了したのをきっかけに、紙の新聞を取るのをやめてみまました。テレビも見ないので、紙の新聞をやめた分はネットで積極的にニュースを取っていかないとなあ、と思っているんですが、やーっぱネットだと自分が関心のある見出し記事に偏ってしまいますね。ついでに、とりあえず国際ニュースはBBCも見るようにして英語学習と一石二鳥を狙ってますが、日本国内のはなあ。あ、Japan Timesを見ればいいのか(笑)

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2009年11月30日 (月)

インバスケット

昨日2次面接に行った会社。なんで日曜日なのかと思ったら、要するに休日でないとあっちもやってる余裕がないというものでした。だって、ただの「2次面接」じゃなかった!4時間にもわたる「人材アセスメント」試験でした。内容は、
1:グループディスカッション
2:模擬(仮想)面接
3:インバスケット

「インバスケット」なんて存在すら昨日初めて知った状態なので、帰ってからネットで調べたところ、管理職登用試験によく使われる試験のようです。あ、今回私が応募した職は全く管理職じゃないですよ。募集中の職種は「海外営業事務」「生産管理事務」という事務職です。しかしこれを採用時に使っている会社もあるんですね。

1名の採用予定に対して2次試験受験者が3人でしたが、このアセスメントで「その職種に向いてない」「社風に合わない」と判断されたらそれでお終い。SPIとは違って正解があるテストではないので、もうホント、その会社と職種が求める人物像に沿った資質かどうかっていう試験・・・これが合わないと、採用されないそうです。このアセスメントを採用に使う会社は、学歴とか職務経歴とか関係なし、フリーターでも才能があれば抜擢するというような採用方針の中小が多いようです。まさに「ご縁」の世界というか。むろん、いわゆる「仕事のできない」人間では通らないのですが。

日本の現状は、いい大学を出て新卒で大企業に入れた人が圧倒的に有利で年功序列に乗り年収アップ。ポテンシャルが高かろうと新卒で中小に入ったらその後に大手にはめったに行けないし、新卒で派遣社員になってしまうとその後に正社員になるのはえらい大変だし、フリーターになってしまったらそれこそアウト。
つまりインプット能力(=受験勉強に代表される知識習得能力)と面接で上手く自分を売り込めるプレゼンテーション能力がある人が勝ち、実際のアウトプット能力(インプットしたものを日々の業務に具現化する能力)は「採ってみないとわからない」状態。その、従来は「採ってみないと分からない」アウトプット能力を見抜くのが人材アセスメント試験だそうです。潜在能力が高い人は経歴や運に左右されずに発掘される良いシステムですが、これで「能力が低い」と烙印を押された人間はそれはそれでショックよね(^^;←要するに自分が今回のアセスメントで「低ポテンシャル」とか「対人スキルが低い」とか評価されるかもしれないのが怖いわけですが(爆)

これって学歴・職歴偏重で真に仕事のできる人間が埋もれてしまう雇用システムより断然よいと思いますが、仮にこういうアセスメントをやって採用するのが当たり前になったとして、そしたらこのアセスメントで「低ポテンシャル」とみなされてしまった場合は、一生 低賃金労働で分相応に生きていくしかないのか・・・!と、つい想像力を広げてしまいました(^^;今は「インプット能力合戦で負けた人」が割をくってるのが、「アウトプット能力競争に負けた人」が割を食うのに変化するだけだと、勝ち負けの基準が変わるだけで、結局誰かは負け組?

今までの日本では受験勉強的なインプット能力で人生が決まってきたのが、業務に直結するアウトプット能力のポテンシャルで決まるようになれば、適材適所で生産性も上がって社会全体としても良いと思うんだけど、アウトプット能力が低いという結果をつきつけられた人はどのように生きていけばよいのかしら??単純労働に従事するしかない?(単純労働でも、それで食べていける年収を確保できるなら問題ないと思いますが、そうでないあたりが問題)
知的障害は究極例だけど、「職務遂行能力が標準より低い」人は当然居るはずなので、インプット能力もアウトプット能力も低く、スポーツや芸術の才能もなく、平凡中の平凡に生まれついてしまったらどうなっちゃうのかしら・・・。昔ならば多くの平民はこつこつと農作業をやって生きてきたわけだけど、21世紀の日本で「こつこつやっていけばそれでいい」職は労働者個人にとって低賃金なだけでなく、社会全体としても新興国に負けちゃうし、やはりインプット能力もアウトプット能力も磨くしかない、という結論でしょうか。
ちなみに堀江さんなんかは、出来る人ががっつり稼いで、生産性の低い人は働かなくてもベーシックインカムで生きていけるようにすれば良いんじゃないの?という主張をしています。8割の平民がこつこつ農作業していたような時代と違って、21世紀型知識社会ではそういうことになっていくのかなー。

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